秋田県 小坂鉱山事務所2010.04.21
先週末、秋田県鹿角市の大湯に用事があり出かけたついでに、以前から興味をもっていた隣町の小坂町にある「小坂鉱山事務所」へ行ってきました。
明治38年(1905)に建設された小坂鉱山事務所は、かつて鉱産額で全国一位にまでのぼりつめた小坂鉱山の全盛時代の生きた文化遺産。
かつては秋田市に次ぐ、秋田県第2位の都市だったそうで、その繁栄ぶりは遠く東京から電車を乗り継いで働きに来た人々が見ても、「夜でも町が明るくきらめいて見えた」ほどだったとか。
そんな時代に建てられた鉱山事務所は、玄関ホールのらせん階段をはじめ建築的にも高く評価されています。
このらせん階段、1階から3階まで一本の秋田杉の丸太が支えているんですが、その先端は・・・
こんなモダンな照明器具が付けられていて、ある意味びっくりです(^_^;)
秋田杉といえばこの建物、天井はほとんどが秋田杉の格天井仕上げ。
そんな格式高い天井に、やっぱり吊り下げ式のシャンデリア風照明!
![]()
こんな内装を見ても、当時の繁栄ぶりが伝わってきますね(^^ゞ
3階には常設展示室が数か所あり、当時の『山間の近代都市』小坂町の姿を見ることが出来ますよ。
そうそう、そういえばぼぼ全室で使われていたこちら↓の木製サッシ、
![]()
窓枠の両側にゴムが取り付けられていて、上下どの位置でも止まるように作られているんです。
この事務所は平成9年まで実際に使用されていたそうで、渡り廊下続きに書庫もあったそうですが、平成14年に国の重要文化財に事務所だけ指定されて、書庫は取り壊されてしまったと、ボランティアで案内をされているという方が、残念そうに語っていらっしゃいました。
ちょっと書庫も見てみたかったかも(~_~)
それにしてもこの建物を見ていなかったら、小坂町がどんなに繁栄していたかを信じることは出来なかったのではないかと思います。
それだけこの建築物は重要だということです!
お近くにお立ち寄りの際は小坂町を知る意味でも、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか(^_^)
カテゴリ:日々の出来事|コメント(0)|トラックバック(0)


























コメントを投稿する